テナントガイド FAQ

2024年3月8日 | テナントガイド, ガイド

ドバイで物件借りることができる人は?

GCC(アラブ諸国)、GCC以外のUAE居住者、UAE冬期のある企業であればだれでもドバイの物件を借りることができます。

物件を借りる際に確認すべき文書

  • 所有権に関する文書(title deed, oquud等)
  • DEWA、冷房、ガスの最終請求書
  • Ejari解約領収書
  • デベロッパーン痛いし支払うべき年間共益費の確認書又は支払い証明書

https://www.dubailand.gov.ae/English/services/Eservices/Pages/PropertyValidation.aspx

 上記のURLより物件の有効性を確認することができます

信頼できる不動産エージェント又は不動産会社を選ぶ方法

  • 会社自体のRERAへの登録証明書
  • ブローカーのRERA ID

https://www.dubailand.gov.ae/English/Pages/Brokers.aspx

上記のURLより現在RERAに登録されているエージェント、不動産会社を検索することができます。

テナント契約書とは?

テナント契約書とはドバイ土地局(以下DLD)が定める賃貸の契約書です。契約書に記載されているすべての条件は、家主と借主の関係を規定する2007年法律第26号、2007年法律第26号を改正する2008年法律第33号、および物件の家賃上昇を規定する2013年法律第43号に準ずるもので、すべての賃貸契約共通の事項となっています。

またDLDが定める契約書のほかに、弊社が作成するその他の補完的な規則を作成し締結していただく必要があります。この契約書では退去に関する規則など、その他の必要事項に関して定めています。

賃貸借契約書に代理でサインをすることはできますか?

借主

  • 借主が指名している法定代理人(以下POA)はテナントに代わり賃貸借契約書にサインすることができます。
  • 借主が法人の場合、その法人が定める署名者のみが賃貸借契約書にサインすることができます

家主

  • 家主が指名している法定代理人(以下POA)はテナントに代わり賃貸借契約書にサインすることができます。
  • ドバイ経済局(DED)が発行する不動産管理ライセンスを保有しドバイ土地局(DLD)及びRERAの認可を受けている不動産管理会社が正式に定める署名者。
  • 家主が法人の場合はその法人が定める正式な署名者

EJAARIって何?

 EJAARIは賃貸契約において双方の権利を保護するためのオンライン登録システムです。賃貸借の際にトラブルが発生した際、法的枠組みに沿って解決できるよう、お互いの契約の透明性を確保することができます。また契約の内容についても双方の合意に基づいて問題なく変更できるようにするための仕組みが用意されており契約更新の際利用することができます。参考: www.ejaari.ae

契約更新の際に高い家賃を払う必要はあるの?

 2013年第43号の法律は家賃の値下げに関する規定を定めています。

家主が賃料を上げたい場合入居時に定めた日(多くの場合3か月)前までに借主に通告する必要があります。また家主はRERAが提供している市場平均賃料計算システムの価格を基に以下の範囲までの値上げを行うことができます。この条件に該当しない場合、借主はその値上げ要求を拒否することができます。

  • 現在の契約金額が現在の市場平均価格より11%~20%低い場合、既存の契約金額から5%の値上げをすることができる。
  • 契約金額が現在の市場平均価格より21%~30%低い場合、既存の契約金額から10%の値上げをすることができる。
  • 契約金額が現在の市場平均価格より31%~40%低い場合、既存の契約金額から15%の値上げをすることができる。
  • 契約金額が現在の市場平均価格より41%~55%低い場合、既存の契約金額から20%の値上げをすることができる。

契約満了前に解約し退去をすることは可能ですか?

賃貸借契約の解約の条件については追加で定める賃貸契約書で事前に合意された条件に世kつておこなうことが可能です。

もっとも一般的な条項の場合、借主は解除を行う二か月前に家主に解除する旨を申し出なければならず、また違約金として二か月分の家賃を支払う必要があります。

解約満了前に家主の都合によって契約を解除することは可能ですか?

2007年制定の法律26号により、家主の都合によって賃貸借契約を解除する際は12か月前に書面での通告を行う必要があります。また同法は借主に不法行為の事実や契約違反があった場合は契約中でも解除をすることができることを定めています。

家主が物件を売却した場合

 もし家主が物件を売却したとしても、借主に影響に影響が及ぶことはありません。既存の賃貸借契約満了までは既存の借主が優先され新たな家主も以前の家主との賃貸借契約に従う義務があります。

賃貸を借りている間、さらにその物件を他人に貸すことはできる?(サブリースについて)

ドバイでサブリースを行うことはできません。これに違反した場合違法となります。例外としてドバイ経済局(DED)及びドバイ土地局(DLD)より認可を受けている法人のみ短期でのサブリースが可能です。(短期レンタル)